激太りしたけどなんとか生き残ってます
僕は、元機械系エンジニアとして5年以上勤務後、外資戦略ファームに転職して数年たちました。
研修でダメ社員の烙印を押されてクビになりかけたり、働きすぎで歯磨きを忘れてしまい大虫歯をしたり、ストレスで10kg太ったあとに8kgのダイエットに成功したり(total+2kg)と、いろいろなドラマがありつつ、、なんとか生き延びています。
転職理由は、外資戦略コンサルってどんなところが見たかったから
僕は、機械系エンジニアとしてしんどくも楽しくやっていました。それでも転職した理由は、
①事業戦略に関わりたかったため
②キャリアを自分で選択できるようになりたかったため
という真面目な理由に加えて、
③世にもてはやされる「外資戦略コンサル」がどんなものか見てみたかったため
です。このあたりはまた別途更新したいと思います。
コンサルにおいてもエンジニアの基礎筋肉があれば活躍できる
入社前は、世間でなかば神格化されている「外資戦略コンサル」に怯えながら入社しましたが、現在思うのは、日本のエンジニアは超優秀だと感じています。
ロジカルシンキングの厳密さ、ファクトへのこだわり、謙虚さ、世の中への貢献に対する思い、いずれもこの業界において高水準です。
むしろ苦労した/しているのは、ロジカルっぽく見せる話し方や、ネット検索/インタビュー情報のあやしいファクトへの向き合い方、自身が無くても大胆に見せる方法など、ある程度の割り切りをすることに苦労しました。
そのため、「ほどよく適当」になることが大切でした。
「これでこんなもらえてるのか」給料もっともらっていいんじゃないか。。。
ただし、そんな状況のなかで転職することで給料は大幅に増えました。
加えて、エンジニア基礎体力があることで、戦略論や、財務系の分析方法、幅広い業界への知識などを身に着けることができていっています。
一方で、「世の中で騒がれている割には、こんなもんか。」と感じました。部長に説明するつもりでロジックをつめ、製品を世に出すつもりでファクトをおさえ、図面を書くつもりでパワポを作成すれば、むしろ過剰品質です。(もちろん、スピードは求められますが)
その実体験を踏まえても、日本のエンジニアは、もっと給料をもらえるべきと感じています。
一時期働いていた欧米では、エンジニアの待遇が日本と比べて非常に高いと言われています。
僕は、要因の一つが人材流動性の低さだと考えています。終身雇用の文化のなかで、またエンジニアは特定の技術領域でしか移動がしづらいです。
ゆえに、企業としてもより給料をあげるインセンティブがないため、現在の水準にとどまるのだと考えています。
エンジニアの仲間のキャリアを応援したい
そのため、日本のエンジニアのキャリア応援を行っていきたいと思っています。
より高い待遇への転職ももちろんですし、キャリアの選択肢をもつことで現職との交渉に使えたり、何より「自分はいつでも移れる」と思うことで日々の精神的な安定につながると信じています。
一方で、転職時にいくつかの転職サイトやブログを検索する中でも、エンジニアの視点で強み/補強すべきところを語ったものが見つかりませんでした。
そのため、エンジニアはそもそも転職すべきか、転職先のオプションとしてどこがあるか、コンサルを目指すのであればどのような準備が必要か、入ってから何を強みとすべきか、などを書いていきたいと思います。
もちろん、エンジニア以外の方にとっても有用な情報にしたいと考えています。
このブログの運営を通じて、エンジニアの仲間への応援、ひいては日本全体での給与水準向上に資すればよいと思っています。
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